弁護士黒澤真志のブログ

虎ノ門(西新橋)で法律事務所を経営している弁護士のブログです。日常の出来事や普段考えていること等について、フランクに綴りたいと思います。

方法としての「感謝」

みなさんは「感謝」という行為をしていますか?

もちろん、誰かに何かをしてもらったときには、お礼として感謝をすることはよくあることかと思います。

ただ、私は、それ以外に、普段の生活において何も起きていない場合でも、

 

「敢えて感謝をする」

 

という行為が必要なのではないかと思います。

これによって、精神的な安定を得ることができると考えております。

 

どういうことかと言いますと、

みなさんは、現状の生活に満足しているでしょうか?

満足している方もいるかとは思いますが、

多くの方は、何らかの不満を抱えているのではないかと思います。

たとえば、親がガミガミうるさい、上司から変な命令ばかりされる、部下が指示どおり動いてくれない等、日常生活において不満は尽きないのではないかと思います。

最近では、「親ガチャ」等という言葉も流行っているとおり、自分は親ガチャに外れたなんて不幸な人間なんだろうと思っている方もいるでしょう。

本当に些細なことでは、たとえば、近くのコンビニの店員の態度が気に食わない、といったこともあり得るかもしれません。

このように、不満は尽きません。

 

しかし、よく考えてみてください。

世界は年々進歩しています。最近ではスマートフォンで何でもできてしまいますが、20年前はスマートフォンはありませんでした。

Netflix等、観たい映画がいつでもすぐに観られるということは全く考えられませんでした。

家電や家具も進化しており、便利なものが次々に誕生しております。

オンラインで利用できる様々なサービスも誕生しております。

このように、世界は常に進化しており、私達の生活は日を追うごとに良くなっているのです。

先日、プロ驕ラレヤーさんという方が、とある配信で「豊臣秀吉って、ファミチキ食えないじゃん」と言っていたのですが、ご指摘のとおり、私達は、間違いなく天下を統一した豊臣秀吉よりも、よい生活を送っているのです。

 

なのに、なぜ不満が尽きないのでしょうか。

理由は様々かと思いますが、何らかの原因によって、不満の方ばかりを意識せざるを得ない精神状態になってしまっているのではないかと思います。

そこで必要となるのが、「感謝」という行為だと思います。

これにより、足りない部分だけではなく、現状、ある部分への認知も獲得することができ、心の状態を正常に保つことができるのではないかと思います。

どんなに不満があり、精神的に辛いときであっても、まずは「感謝」をする。

現状のある分について感謝をする。敢えて感謝をする。

無理矢理にでも感謝をすることが、一日を過ごすうえで必要なのではないかと思います。

とある経営者の方は、毎朝一番初めにこの「感謝」という行為を行うと言っていました。

是非、一度試してみてください。

心がすっきりするような感覚が得られるのではないかと思います。

まずは精神を整えたうえで、一日の物事に臨むことが有効だと思います。

感謝から始める、そんな生活もアリかもしれません。