弁護士黒澤真志のブログ

六本木で法律事務所を経営している弁護士のブログです。日常の出来事や普段考えていること等について、フランクに綴りたいと思います。

テレビ番組でコメントしました

先日、日本テレビの番組「ポシュレ」において、ドライブレコーダーの重要性について、コメントしました。

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日テレポシュレさんより引用
私は、「予防法務」の重要性を世間にもっと広める必要性があると考えているのですが、ドライブレコーダーは、交通事故における証拠として、非常に有用性があると考えております。
 
というのも、日本の裁判では、客観的な証拠が重視され、当事者の供述証拠はほとんど重視されない傾向と考えてよいと思います。つまり、交通事故の加害者と被害者の供述に食い違いがあった場合、客観的な証拠がない場合には、立証責任のある者の供述、すなわち被害者の供述どおりには認定してもらえないのです。したがって、保護されるべき被害者が損をしてしまう結果になってしまいます。
裁判というものは、真実ではなく、証拠によって判断されます。いくら真実がそうであったとしても、客観的な証拠がなければ、裁判では真実どおり認めてもらえないのが実情です。
個人的には、このような結果は不当と考えていますが、これが現実です。
 
そこで、予防法務の観点からすれば、客観的な証拠を収集することが重要となってきます。
この点、自動車事故においては、客観的な証拠として、ドライブレコーダーの記録さえあれば、立証の面で大きな助けになることは間違いありません。もちろん、その映像が不鮮明であった等の場合には問題がありますが、性能のよいものを搭載するなどの工夫によって、効能を上げることができます。
 
近年、あおり運転が問題となっていますが、ドライブレコーダーの記録がなければ、当事者の供述に食い違いが生じた場合、上記の法則にしたがい、あおり運転があったと認めてもらえない可能性もあります。報道されている映像からも明らかなとおり、あおり運転に関しては、ドライブレコーダーの映像が大活躍していますね。
 
自動車を運転されるみなさまは、是非ともドライブレコーダーの導入をご検討いただいた方がよいと思います!